先日、講座を卒業された受講生さんが、こんな宣言をされました。
私、嫉妬される側になります!
この方、女性ばかりの職場で、みんなになじもういじめられないよーにと息を潜め、壁を作りつつ愛想笑いをたたえて日々を過ごしていました。その結果、女子ウケはいいけど、肝心の男性とは縁遠くなる一方・・・
職場の話題は、恋愛系の噂話が9割。
「あの二人はデキているらしい」という噂に異様に興奮したり・・・
ちょっと化粧を変えたら「最近、いいことあった?」とすかさず探りを入れて来たり・・・
で、一瞬でも気を許して実は・・・などと口を滑らそうものなら、翌日はみんなが知っている。
こんなふうに人のうわさ話が大好物な女というものは、
絶対に「デキているらしい」方の女性にはなれないんです。
他人にばかり興味を持つ人というのは、決して主人公にはなれない。
私は、孤立してもいいから自分の人生の主人公になりたい。
そのために必要であれば、その嫉妬、喜んで受け取ります。
こんなふうに話してくれました。
何とも頼もしい言葉が聴けて、とてもうれしくなりました。
かつてこの方は、いじめられないように、トラブルを起こさないようにと周りのご機嫌をとって生きていきました。
でも、一番ご機嫌をとらなきゃいけないのは自分自身なんです。
カレシが出来たぐらいでイジメられ仲間外れにされる職場なんて、自分の成長に制限をかける以外の何ものでもない。自分を騙しなだめすかしてまでそこにとどまる意味なんて、どこにもありません。
しなければいけない努力があるとしたら、勇気を持って自分を主張し、自分にとって居心地の良い環境を整えることです。
そうやって自分らしく生きていれば、同じような感覚を持った人が周りに集まってきます。
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