峰不二子といういき方

先日、クライアントさんの症状が突然改善したので、ビックリ!

何があったのか聞いてみました。

「先生! 私、目標ができました♪ 小料理屋をやります!」

若干20歳で小料理屋とは?! ちょっと渋すぎやしませんか?

理由を聞くと・・・

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育った環境からして、自分は絶対会社勤めは無理。
今まで頑張って、がむしゃらに働いてきた。
若干16歳にして既にワーカーホリックだった。
でもカウンセリングを受けて、それは愛情飢餓から来るものだったと分った。

そこを埋めてしまったら、以前のように働けなくなってしまった。

これからは、のんびり自分のペースで働きたい。
でも、そんな場所無いから、自分で作ろうと思う。

私は小学校の頃から、兄弟4人の子育てやって来たから、料理だけは得意なの。

結婚も今のところ、無理。
他人に自分の決定権を渡すなんて怖すぎる。

峰不二子みたいな生き方が好き。
どこにも属さず、独力で常に闘っている。

だから、一人でのんびり小料理屋。

そうやって私は、社会のシステムと闘うのです。
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こう言ってました。

彼女の生い立ちは、本当に日本で起こったものなのか! というくらい、特殊なものです。

不登校というより・・・
義務教育にも関わらず学校から廃除されてしまって、ほとんど通えなかった子。
この人を日本のサラリーマン社会に当てはめるのは到底無理がある。

現時点では、水商売という道しかないのかもしれない。

でも、彼女の凄いところは自分でそれを選び取っていること。

自分で決めて、歩いている。 だからブレないし、潔い。

そして、腹の底から出てきた「やりたい!」 という強い想いは、たとえそれがどんなに常識はずれであったとしても、どんなに小さくても大きくても、どんな困難にも打ち勝つ強い心を創り上げてくれるのです。

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