・仕事で失敗した
・やる気がでない
・上司と気が合わない
・自分だけ評価されない
・手柄を横取りされた
・降格など、理不尽な扱いを受けた
・客先からクレームをつけられた
仕事中や日常生活のあらゆる場面でこのように追い込まれた経験、誰しも一度や二度はあるのではないでしょうか。
このように一見ピンチの状況であってもその状況をうまくコントロールして成果につなげる人と、状況に呑まれて実力を発揮できない人がいます。
前者の人は一般的に「打たれ強い人」と言われますが、この打たれ強い人とそうでない人の違いは何でしょうか。
つまり「折れない心」を持った人は、そうでない人と何が違うのか・・・
折れない心を持った人は、「困難な状況に耐える力と、回復する能力」が優れています。
逆境や困難、強いストレス下の環境に置かれても素早く適応する精神力があります。
どうしたらそうなれるのか・・・
私はこの折れない心とは、逆境体験によって培われるのだと思っています。
多くの人は逆境体験をするとトラウマ化し、酷いときはPTSDなどの精神疾患を患う人が多いですが、一方で最近の研究では、幼少期に虐待を受けた人の3割が大人になっても虐待を繰り返さないというデータもあります。
身体的虐待を受けた人の3割が、過去の出来事にも関わらず成功します。
深く傷ついた分だけ、高く上昇できるのです。
では、この上昇する力を生んでいるものは何か。
私は、自分の実体験や、今まで出会って来た数々の逆境を克服してきた人の経験談から、この上昇のカギを握るのは、逆境の克服方法だと考えます。
逆境体験の痛みの後に訪れる、ポジティブな成長・心理的変容の体験、これこそが折れない心を創る元になります。
この心理的変容をもたらしたシステムが身体に出来ると、心の弾性力も耐性も高くなります。
心の器が広がった状態になるのです。
そしてこの状態を人は「打たれ強い人」と表現します。
では、そこまで危機的な状況を体験しないと折れない心は身に付かないのでしょうか?
それは危険すぎます。
そして、わざわざ危険に身を投じなくても、折れない心を身につけることは可能です。
その詳しい実践方法は本編のプログラムに譲るとして、このブログでは、日常生活で実践できる「折れない心のつくり方」を発信していこうと思います。
思いついたことをパラパラと書いていこうと思いますので、よろしかったらお付き合いくださいませ。
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